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原因
- 一般的に「畳にカビが生えた」と言われる状態は、菌類のカビが畳表に定着して成長し、目に見える状態になることです。
- カビの胞子は空気中に必ず漂っていますから、これを無くす事は不可能です。
- 畳表が新しいうちは、栄養分が豊富なためカビが繁殖しやすくなっています。
原因のまとめ
- カビが生えたという状態は、カビが十分に成長した段階である。
- カビそのものをゼロにする事は困難である。
対策
- カビの成長に必要なものは、生物と同じで「水・空気・栄養分」です。ここでコントロールしやすいのは水です。室内が乾燥するように心がけましょう。
- 抗菌スプレーなど、畳店で販売しているものは、安全で効果が高いものが多いので、畳店に相談しましょう。
例・・・MDコート - カビが見えてしまう状態は、カビが十分に成長してからです。それ以前に掃除機などで吸い取っている場合は、見えてくる事はありません。
対策のまとめ
- 室内の湿度に十分注意し、乾燥に心がける。
- こまめに掃除機をかける。
それでもカビが繁殖してしまった場合は?
- まずは掃除機で丁寧に吸い取って下さい。
- ブラシなどで畳の目に沿って吐き出すようにこすります。
- 充分に換気をさせたら、消毒用のアルコールで全体を拭いて下さい。
注意
- 逆効果となるのは、水などで絞った雑巾で拭くことです。畳の目の中にカビが入り込むと同時に水分を与えることになりなかなか収まらないことになってしまいます。
- 風呂掃除などで使う塩素系の洗剤をつかうと、畳表を痛めてしまいます。
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