[ ページコメント(20) ] [ トラックバック(0) ]
Counter: 221991,
today: 5,
yesterday: 45
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
投稿者 | スレッド |
---|---|
畳のほりごめ | 投稿日時: 2007-10-20 12:31 更新日時: 2007-10-20 12:31 |
管理人 登録日: 2005-1-8 居住地: 宮城県仙台市 投稿数: 25 |
Re: 畳Q&A_WIKI まず、ご質問にお答えします。
「日本製で」というオーダーは、可能だと考えます。 ただ、問題はどの程度までを「日本製か?」と言い始めるときりがないのも事実です。 例えば、一般的な畳床に使われている木質繊維ボードは、日本で作られてはいますが、原材料は海外製です。殆どの石油製品も、原材料まで考えると日本製ではなくなります。 例示ブログにもあるように、問題となっているのは生産地の部分ではなく「安全で・品質の高い商品」ということと、それを「保証できるかどうか?」ではないでしょうか? 私もこの問題は別ブログで少し書いてました。 http://www.horigome.co.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=77 > 添加物や使用した薬品に関しての情報はいただけるのでしょうか? これについては、そのようなデータを提示できる商品を探す、、、という方法でしょうね。 また、残留薬品の検出データを提示できる商品もあります。 --- ちょっと気になったのですが、ブログ内の記事にも誤解の部分が多々あります。 例えば、 > 市販されてる畳のすべてに、接触毒性、発ガン性、催奇形性のある有機リン系農薬を使った防虫シートが入ってると言う とのことですが、これは誤りです。 その昔、ワラ床が主流で公団住宅などがたくさん建てられた頃に、湿度調節があまりうまくいかずにダニの発生問題がありました。 この時代は、確かにブルーのシートが畳の中にいれられ、有機リン系の防虫紙が使われていました。ただ、この効果はおおよそ6ヶ月で半減期を迎え(効果が半分になるまでの期間が6ヶ月という事です)1年後には1/4の効果になってしまっています。この薬効が、「古畳を食べた牛が・・・」に繋がることなど有り得ません。 当時は、入居までの3?8ヶ月の間だけ薬効があれば良かったので、これでも充分なダニ対策だったのですが(もっと言えば、当時はダニ繁殖のメカニズムさえ判っていなかった)現在では、ワラを使わない畳床が主流になっており、その畳には防虫紙をいれることは殆どありません。 また、半減期が短く、人体に影響があると言われてしまった防虫紙を使うことは、現在の生活環境(密閉型多湿住空間)やには適していないので、ちょっと勉強している畳店は有機リン系の防虫紙は使っていません。 かなり間違った情報から誤解されてしまったようで残念です。 |
トラックバック [ トラックバック(0) ]
トラックバック URL: http://www.tatami-shop.net/modules/pukiwiki/index.php?pwm_ping=72